身ぶりとしての抵抗 鶴見俊輔 を読む

黒川創 鶴見俊輔コレクション 身ぶりとしての抵抗 鶴見俊輔 河出文庫 を読む。感想等、書こうと思ったのですが、一度読み終えて、いま、内容の分厚さに息切れしています。
私は戦争が嫌いです。戦争のために今までの生活を送ることが出来なくなるのは嫌です。また、一人の人間を殺しても大きな罪になりますのに、国を守るためというお題目さえあれば、大量殺人も厭わないような思想や雰囲気は怖くてなりません。

私は正木ひろしや桐生悠々など、戦時下でも、この戦争はだめだと声をあげる勇気はありませんから、少しでも、そんな社会にならないようにと願っています。

さて、「身ぶりとしての抵抗」を読みまして、一つ、「殺されたくないを根拠に」について。
この国を守らなければならない、なんと云いますか、社会生活を送って行く上で、この生活を維持するための仕組みとして、国はある方が良いと思っています。 その前提がある中で、他国から攻めてこられたらどうするのだ、国の存続が覚束なくなるぞ、今までの生活が出来なくなるぞと言われると、ううん、そうか なぁ、そうかもなぁ、なんて、優柔不断に陥ってしまいそうになるわけでして。
これは、どうして、優柔不断になってしまうのかと言えば、私の中の根本が不安定であるからです。

私はこの不安定を安定化させるために、この本にある、「殺されたくないを根拠に」を念じて、私は流されないよう踏みとどまって、戦争は嫌だと言いつづけたく思います。