私がユダヤ人大量虐殺を学んだ最初はというと、やはり子供の頃に読んだ「アンネの日記」だと思います。


それがあったからこそ、ハンナアーレントの「全体主義の起源」も読むようになったわけです。
多分、小学校、中学校の授業だけでは、関心を持っていなかったかもしれません。誤解していたかもしれません。
そう考えた時、今回の小林氏の退任劇は、人権を充分に教育できなかった結果としての一例、もしくは特異点だったのかもしれないと、そういう意味で関心を持ちました。